人気ブログランキング | 話題のタグを見る

恒例の温泉女子旅。

カメ子でございます。
私には熊本県に住んでいる友人がいるのですが、
年に2回、彼女が地元千葉に帰省するのに合わせて、温泉旅行に出掛けています。

もう1人の友人を入れて、私たちは中学の頃からの仲良しトリオ(古)。
女3人旅はとても気楽です。
お互いの近況から、最近好きな芸能人についてまで、
しゃべりっぱなしの、笑いっぱなし。
そのかしましさも、話題のレベルも、
15歳だったあの頃とあまり変わっていないような。。

そうは言っても、そろそろいいお歳の私たち。
自分自身や家族の病気、主婦業に仕事と、
いろいろなものを抱えていたりもするわけで、
年に2回、顔を揃えて旅行に行ける事は本当に幸せだなあと思います。


今週のはじめにお休みをいただいて、その恒例の旅行に行ってまいりました。
行き先は福島県二本松市の岳温泉。
智恵子抄で知られる安達太良山のふもとにある温泉地です。

自由行動の月曜日のお天気は幸い晴れ。
当初、東北サファリパークに出掛けようかと考えていた我々でしたが、
「今日は天気がいいから、安達太良山に出掛けてはいかがですか?
下の方には川沿いを歩く自然遊歩道もあってとてもきれいですよ」
という宿の方のナイスアドバイスにより、目的地を変更して、出発!

標高1700mの安達太良山ですが、8合目まではゴンドラで行く事ができます。
恒例の温泉女子旅。_a0124105_21595291.jpg

ぐいぐいと高速で登っていくゴンドラに、
少々びびりながら到着した我々を迎えてくれたのは、ひろい空とおいしい空気。
火曜サスペンスばりの崖っぷち(私にはそう見えた)からの
素晴らしい眺めも堪能することができました。
……本当は「ヤッホー」というのも試してみたかったのですが、
誰も(子供ですら)山びこなんて、やらないものなのですね、今どき。。

続いては、下山して、あだたら渓谷自然遊歩道へ。
遊歩道という言葉の響きから、
軽い、お散歩コース程度のものを想像していた我々でしたが、
出発してしばらくたった頃、それが間違いだったことに気づきます。
恒例の温泉女子旅。_a0124105_220399.jpg

上の写真はまだまだ余裕があった頃の、友人たち。


道がだんだんと険しくなり、
すれ違う人たちの装備も、なんだか本格的。
私たちのような、タウン仕様の人なんて誰もいません。
とくに問題なのが靴。
1人の友人はスニーカーでしたが、
もう1人はバレエシューズ。私はミネトンカのモカシンです。
しめった土、登ったり降りたりの繰り返し……。

そう、ここは「自然」遊歩道。
ただの遊歩道ではないのです。自然をなめたらいけません!
恒例の温泉女子旅。_a0124105_2214350.jpg

途中からは、必死の形相で歩を進めた我々でしたが、
その分、川の流れや次々と現れる滝、美しい緑といった、
素晴らしい風景に出会うことができました。

たった1時間程度のコースでしたが、
ゴールにたどり着いた頃には息も絶え絶え。。
余裕の表情の熟年登山家たちを前に、恥ずかしいかぎりでした。

ここで日頃の運動不足を反省し、さっさと宿に帰り温泉にでも入れば、
よいエクササイズになったのかもしれないのですが。。

実は宿の方に、地元で有名なチーズケーキの美味しいお店、
「風花」さんについても聞いていた我々。
遊歩道を脱出した後、迷わず直行してしまいました。
しかも食べたのは、
レア、ベイクド、ティラミスの3種がのった、その名も「欲ばりプレート」!
恒例の温泉女子旅。_a0124105_2223650.jpg

ちょっとした罪悪感も感じつつ、
でもお味の方は、それを吹き飛ばすくらいの美味でした。

その数時間後、宿の夕飯もしっかりいただいたのは言うまでもなく。
「まあ、食も旅行の楽しみの1つだし〜」
毎回、毎回、同じ言い訳をして笑いあう私たち。
よい友達に恵まれて、カメ子は本当に幸せものです。
by comfie_comfie | 2009-09-17 22:12
<< カメ子、TRIPさんでお買い物... 理想のジンジャーエールを求めて。 >>